気がつくと出発時間まで30分を切っていました。ラウンジを出て搭乗ゲートへ急ぎます。
E8ゲートはEのブロックの1番遠くにあったので10 分近くかかりましたが、まだ搭乗は始まっていませんでした。始まる気配もないので出発が少し遅れそうです。ゲートに来て初めて外は雨だということが判りました。
待合室はひと目でインド系と見てとれる乗客(それも男性ばかり)が大多数です。マレー系は少数派。ブルネイにはインド人の出稼ぎ労働者が多いと聞いていましたが、納得です。
8:35を過ぎてようやく優先搭乗が始まりました。
キャビン
SQ182便は月木金はB773、火水土日はA320での運航です。今日は金曜日なので機材はB773、3クラスの構成です。
- ファースト 8席
- ビジネス 50席
- エコノミー 226席
ファーストクラスの乗客が居たのかどうかは判りません。ビジネスクラスはすっかすかです。見渡す限り10人くらいの乗客しかいませんでした。
シート
約2時間のフライトなのでリージョナルタイプですが、昔ながらの開放的なシートは充分広く感じます。隣は空席、ディバイダーを使うまでもありませんでした。
ウェルカムドリンク
荷物を棚に上げて一息つくとさっそくクルーがドリンクのトレイを手にやってきました。朝のフライトなのでアルコールはなくソフトドリンクのみです。アップルジュースをいただきました。
外はまだ雨が降り続いています。今はシンガポールも雨季、ブルネイもこんな雨模様なのかなとぼんやりと考えます。9時を過ぎましたが飛行機はなかなか動きません。テーブルが使えないので仕方なく借りた雑誌の上で出入国カード書いていると、クルーが手を止めさせて申し訳ない、と言いながら食事のオーダーを取りにやってきました。
サロンケバヤ
シンガポール航空といえばこれ、女性クルーのサロンケバヤ姿です。 こういうはっきりとした色遣いのプリントは日本人にはなかなか着こなせないと思います。マレーシア航空のサロンケバヤの方が日本人向きかな。
クルーの階級によって着ているサロンケバヤの色が違うのだそうです。
青=客室乗務員
緑=指導客室乗務員
赤=チーフ
紫=管理監督者
ドリンクサービスと朝食
9:28ようやく離陸。水平飛行に入るとドリンクと食事のサービスが始まりました。2時間のフライトですから食事はトレーにセットされています。
メニュー。
3種類のメニューの中からチキンを選びました。少しパサパサしていましたが、味付けはよかったです。フライドライスはピリ辛でビールに合いそうです。飲まなかったけれど。
クロワッサンも食べちゃう。
食後は少し横になろうとシートの操作ボタンを探したら肘掛けの中にありました。
シートは180°になりますが、足元が下がるライフラットです。
感想
クルーはきびきびとよく動き感じもよく、接客も丁寧でとても満足の行くサービスでした。今度はヨーロッパ路線で乗ってみたいと思います。
ブルネイが見えてきました。どうやら雨は降っていないようです。
フライトデータ
航空会社:シンガポール航空
便名:SQ182
搭乗日:2017/11/17
路線: シンガポール → バンダル・スリ・ブガワン
機体記号:9V-SYF
機材:B777-312
座席番号:12A
搭乗クラス:ビジネス