搭乗開始時刻の5分前になったのでラウンジを出ました。17番ゲートに到着したのは18:20、すでに長い行列ができています。さすがA380の収容力です。
キャビン
18:30予定より10分遅れで優先搭乗が始まりました。KE653便は3クラス、アッパーデッキは全席ビジネスクラスです。
シート
2−2−2のシート配置のプレステージスリーパー。
A380は収納がある分だけ窓側の座席が広くなっています。
アメニティはスリッパのみでした。
昨晩チェックした時にはアッパーデッキは9割がた埋まっていました。私の隣に座ったのはガサガサわさわさと落ち着きのないアジア系の男性。バンコクまでの6時間、こんなのが隣にいたら鬱陶しいなあ…。
ウェルカムドリンク
ウェルカムドリンクはオレンジジュースと水の二択、オレンジジュースをいただきます。この後隣の男性はクルーに断って他の席へと移って行きました。隣が鬱陶しいのはお互い様だったようです。助かりました。
19:00ドアクローズ。
ドリンクサービス
AB列側を担当してくれた女性クルーは嫌味のない端正な顔立ちのコリアン・ビューティーです。いいなぁ、私もできればこういう顔に生まれたかった。このキャビンに居る日本人はたぶん私くらいでしょうが、それでも片言の日本語で話しかけてくれました。
ドリンクメニュー（一部）、今回のフライトのワインリストはシャンパーニュ×1、白×2、赤×2、デザートワイン×1と標準的なラインナップ。
しかしなぜかグァバジュースを頼んでしまいました。
夕食
メニュー。メインコースのオーダーは離陸前に済んでいます。私がお願いしたのはシーフードの黒胡椒ソース炒め。
ワゴンに乗ってアミューズ・ブーシェが登場。
ローストしたいちじくのタルト、クリームチーズとトマトのサルサ。ディナーということもあり、ちゃんとテーブルクロスを敷いてのサーブです。いちじくが甘くておいしい。
しかし前菜からはトレーでのサーブでした。そしてカトラリーは紙のナプキンに包まれてトレーに載っています。まあ、片付けるのが楽ですしね。
たぶん94席のビジネスキャビンを担当するにはクルーの数が見合っていないのでしょう。サービスにこだわって食事を待たせるよりは、早く配ったほうが不満がでないだろうという判断だと思われます。
食事のお供にはやはりワインが欲しいのでシャンパーニュをもらいます。白と赤のワインはカートに積んでいましたが、シャンパンはありません。しばらくしてから持ってきてくれました。
スープ。
メインは想像とはちょっと違っていましたが、胡椒の効いた濃いめの味付けが白米とよく合っていました。前回のフライトでも出てきた例のパックのご飯です。今回はちゃんと器によそってありましたが。
デザートはアイスクリーム。
珍しく緑茶をいただきました。
器はウェッジウッド製。
バーラウンジ
さてアッパーデッキの後方にはかなりちゃんとしたバーラウンジがあります。私が頼んだシャンパンはここからサーブされたものでした。食事が終わった後もお酒好きな数人の紳士淑女のみなさんがここで飲みながら語り合っていました。あのガサガサわさわさ男の姿も。私は食事の時にシャンパンを2杯いただいたのでもう充分です。
ファストトラックパス
着陸前にファストトラックパスが配られました。
22:41バンコク・スワンナプーム空港に到着。
感想
クルーの接客態度やサービスは申し分ないのですが、食事のサービス内容がちょっと残念な感じです。味もまずくはないけれど、とりたてておいしいわけでもなくごく普通。
フライトデータ
航空会社：大韓航空
便名：KE643
搭乗日：2018/01/01
路線：ソウル（仁川）→ バンコク
機体記号：HL7613
機材：Airbus A380-861
座席番号：21B
搭乗クラス：ビジネス
