マラッカまで来るときには贅沢にも空港からタクシーを飛ばしてきましたが、クアラルンプール市内への移動はぐっとリーズナブルな高速バスを利用しました。
予約する
昨夜予約の埋まり具合をチェックしてみた感じでは、チケットはバスターミナルへ着いてから買っても大丈夫と思っていました。予約するとカード払いですが、できれば全然減っていない現金(リンギット)を使いたかったという事情もあります。時刻表や予約状況はこちら↓でチェック。
ところが朝食を食べなから再度チェックしてみると、乗るつもりでいた10:00発の KKKL Express は満席。あらあら、さすが日本人に人気というだけのことはあります。結局他社(マヤン・サリ・エクスプレス Mayang Sari Express )の10:00発のバスを予約してしまいました。また現金が使えない…。
予約するのに使ったのは「easybook.com」というサイト、アプリもあります。
15.50RM≒¥418.5と激安です。
すぐに予約完了のメールが届きました。
マラッカ・セントラル・バスターミナル
ホテルから車で15分、マラッカ・セントラルのバスターミナルに到着しました。ポツポツ小雨が降っていたので濡れないようにと屋根付きの歩道からエントリー。
チケットカウンター
ターミナルのショッピングモールはまだ開店前ということもあって薄暗かったのですが、チケットカウンターへ移動すると少し明るくなりました。Mayang Sari社のブースははすぐ見つかりました。お隣はTransnational社。
予約完了のメールを見せてチケットをもらいます。「バスの乗り場はどこ?」と尋ねると「No.1」との返事。1番乗り場ねー、なるほど。チケットをよくよく見るとちゃんと「PLATFORM 1」とスタンプが押されていました。
ぐるりと円型に並んでいるチケットカウンーにはたくさんのバス会社のブースがあります。KKKL社のチケットカウンター発見。
プラットホーム
建物の外へ出るとそれこそ色とりどりのバスが列をなしています。停車中のバスの前には会社の名前と番号の表示があるので、探すのはそれほど苦労しませんでした。
1番のプラットホームに無事到着。壁沿いに椅子が並んでいたので座って待ちます。
9:30頃バスが到着。赤と黒とゴールドの派手なバスです。結構早く来るんだなぁと思いながらバスへ移動すると、写真右端の紫のTシャツのお兄さんに止められました。私のチケットを見てお兄さんがマレー語で何やら言っていますが全く判りません。私が戸惑っている間にもお兄さんは他の乗客のチケットを確認しては乗せたり止めたりと指示をしています。どうやらこのバスはTBSバスターミナル行きではではないようでした。
10分ほどしてもう1台バスが到着しました。実は先に着いたバスは9:45発のセランゴール(シャー・アラム・バスターミナル)行きで、こちらが10:00発のクアラルンプール(TBSバスターミナル)行きだったのです。あやうくブルー・モスクまで行ってしまうことろでした。お兄さん、今度は大きくうなずいて乗ってよしとサインを送ってくれました。
車内
派手なシートです。カーテンはこれまた唐草模様の派手な赤。
KKKL社と同じく座席の並びは1−2の3列27席のゆったりとした配置。おまけにガラガラに空いてます。なぜこちらは人気がない(?)のでしょう。よくわかりません。5分ほど遅れて発車です。
噂通り車内は冷房がきつかったので長袖のパーカーをはおりました。バスの時計の時刻が全然合っていません(^^; 日本ではありえないことが海外では当たり前だったりします。
所要時間は2時間。バスは高速を順調に走っていきます。
TBS(バンダー・タシック・スラタン)バスターミナル
渋滞もなく予定通り2時間でTBSバスターミナルに到着しました。
天井の高い広い空間、行き交う大勢の人々、ラウンジやフードコートにATMまであってまるで空港にいるようです。
ターミナルの外からはKLIA Transitの駅がよく見えます。さあ、ホテルまでもうひと頑張りです。