アントワープ2日目、天気予報通り雨の朝でした。覚悟していたとはいえとても残念です。まあ、お天気ばかりはどうにも仕方がありません。最高気温は21℃ということなので、首にはストールを巻き長袖のTシャツの上にウィンドブレーカーを羽織って出かけました。初秋の装いです。
昨日アントワープに着いたばかりですが、今日の午後にはブルージュへ移動します。ホテルをチェックアウトし荷物を預けてから駅に向かい、自動券売機でブルージュまでの切符を購入しました。2nd class は15.40€でした。
宿泊するはずだった Radisson Blu です。
限られた時間を効率よく使うために、行きたいところを絞りました。聖母大聖堂→プランタン=モレトゥス博物館→ルーベンス・ハウスの順番で廻ります。
旧市街までは歩いても20分ほどですが、雨も降っていることですしトラムに乗って行きます。「Perron」とはプラットフォームの意味。
Perron 4 は Radisson Blu の隣にある水族館の脇の道を入ってすぐのところ。この通りはちょっとしたチャイナタウンといった様子で、中華系のレストラン数件とスーパーがありました。中華風のキンキラした門の奥に見えるのはアントワープ中央駅。
12番のトラムに乗りました。空いています。5分も乗れば Antwerpen Melkmarkt(アントワープ牛乳市場)に到着。そういえば「フランダースの犬」の主人公ネロは村からアントワープへ牛乳を運んだ帰りに大聖堂へ通っていたのでした。トラムから降りで歩くこと3、4分で聖母大聖堂(の裏側)に到着。
大聖堂の入口はこの先。オランダ語、フランス語、ドイツ語、英語の順で表記されていました。
大聖堂正面に到着しました。
しかしオープンは10時。まだ30分以上あります。先に市庁舎とステーン城を見に行くことにしました。
世界遺産に認定されている市庁舎。雨でも団体旅行客でにぎわっています。 クレーンが邪魔だなぁ。
人がはけてからもう一度撮影。このアングルならばクレーンが入りません。
晴れていたらもっときれいだったでしょうに。
ステーン城。もとは海賊などから街を守るための砦として建てられたもの。
以前は海洋博物館だったそうです。今は劇場というかイベントホールみたいなものとして使われているらしい。
ステーン城の前の広場からでも大聖堂がよく見えます。もうすぐ10時、次はあそこへ行きます。