木曜の夜の羽田空港国際線ターミナル。出発フロアでは2月14日まで「羽田 Sky illumination~誰も見たことのない光~」のイルミネーションが点灯中。
蒼い光に満たされた空間は近未来的な雰囲気を醸しだしています。
チェックインカウンターで
「ラウンジの場所はお判りですか?」と尋ねられて、
「はい、もちろん!」
とラウンジの常連客のようなふりをしてしまいした。
羽田空港のANAラウンジを利用するのはこれが初めてですが、サクララウンジの反対側にあることは知ってますのでそれで充分です。
セキュリティチェック、イミグレーションとすんなり抜けてやってきました。エスカレーターを上がると正面がANAスイートラウンジ。
左側がANAラウンジ。残念ながら今日はこちらです。
受付でシャワーの利用をお願いすると「またか…。」と言いたそうな顔をされました。
「ただいま28人待ちとなっておりますので、2時間ほどお待ち頂くようになりますがよろしいですか?」
…なんでそんなに切り口上なのでしょうね。
「結構です。時間はありますので。」
呼び出しブザーをもらって中へ。
ダイニング
ラウンジ内はかなりの混雑でソファ席の空きが見当たらず、ダイニングスペースにある落ち着かないハイスツール席へ。
当然ダイニングスペースも大混雑。和食洋食どちらもありますが食べ物の種類はサクララウンジの方が多いですね。ただこちらにはヌードルバーがあります。
機内食に期待ができないのでここでしっかり夕食を頂きます。
おにぎりもいなり寿司も一口サイズなので食べやすい。サラダが欲しかったのですが、サラダバーはすっからかんでした。
次はヌードルバーでミニかき揚げそばをお願いしました。
ドリンクバー
食欲が満たされたので後はゆっくり飲もうとドリンクカウンターへ向かいます。
日本酒のディスプレイといいこの容器といい、外国人利用者受けを狙っているようです。
私は日本酒は遠慮してワインの置いてあるカウンターへ。ところがスパークリングワインが見当たりません。
「スパークリングワインはありませんか?」と聞いたところ、
「申し訳ありません。こちらのラウンジには置いてないんです。」との返事。
なんとなく「こちら」を強調していたような気がしたのは私の僻みでしょうか(笑)
確かにスイートラウンジにはスパークリングではなくシャンパンがありました。
サクララウンジではいつもスパークリングを頂いているので当然ANAにもあるもんだと思ってました。
仕方ないので梅酒のロックを頂きます。
シャワールーム
ブザーが鳴ったので受付へ。待ち時間は1時間40分くらいでした。ボーディングパスと引換にシャワールームのカードキーをもらいました。
「お待ちのお客様が大勢いらっしゃいますので15分ほどのご利用時間でお願いします。」とのこと。
シャワールームはダークな色調の大きなタイル貼りで、サクララウンジと似た感じの内装です。
ただしサクララウンジの住設器具はTOTO製でしたが、こちらはINAX製でした。張り合っている企業同士でタッグを組んだのでしょうか。
15分と言われたのに20分かかってしまいました。これでも大急ぎだったんです。シャワーを終えてカードキーを返したその足でラウンジを後にしました。
感想
ラウンジはゆったりくつろいで過ごす場所だと思うのですが、あまりの混雑ぶりになんだか殺伐とした気分になりました。サクララウンジと比べてもちょっぴり不満が残ります。受付のスタッフの感じが悪いのはJALもそう変わりないのでそれはいいのですが。