ラウンジを出て登場開始時刻までの約40分、買いたいものがあったので珍しく免税品店を物色、程よく物欲が満たされたところで搭乗開始時刻です。107Bゲートへ向かいました。
ちょうど優先搭乗が始まっていました。ダイヤモンド会員に続いて搭乗です。それにしても優先等乗客の多いこと。
キャビン
ANAのB789に塔乗するのはこれで3回め、前回のフライトはエコノミー利用で羽田ーハノイの往復でした。今回はビジネスクラスです。2017年7月登録の新しい機体でした。ビジネスクラスは40席、少なくとも見渡す限り8の列までは満席。
シート
前回のフライトで見た感じでは「わりと狭いな。」という印象でしたが、やはり狭かった。座ってみて実感しました。
収納スペースが少ないシートです。足元収納もあまり奥行きがありません。
広いサイドテーブルにはドリンクホルダーも小物入れも無し。下部は収納かと思いきやFIXされていました。マレーシア航空のスタッガードシートはこの手のサイドテーブルの上下に小物入れが付いてましたが…。
オットマン。手前は広いけれど奥に行くほど狭くなります。フルフラットにしてみるとよく判ります。
そしてサイトテーブルが通路側にある座席では出入りがしづらいと感じました。身体の大きい人はちょっと苦労するんじゃないかな。おまけにこんなに狭いスペースなのに乗客をよけるためにクルーが突然すっと入ってきたりするのでちょっとびっくりしました。
ウェルカムドリンク
着席してまもなくクルーが挨拶にやってきました。
「べあとりす様、本日はご塔乗ありがとうございます。早速で申し訳ありませんが朝食のご注文を承っておりますのでこちらのシートにご記入をお願いします。」
そう言って注文表を置いていきました。しかしウェルカムドリンクのサービスはありません。搭乗してからプッシュバック開始まで30分の猶予はありましたから、時間的に厳しかった訳ではなく省略しているのでしょう。
アメニティ
ぺらっぺらのアメニティ。この辺もコストカットが徹底してますね。パイル地のスリッパと通気性重視という感じのベッドパットがオットマンに置いてありました。ブランケットも薄っぺらい。その分は空調で調節しているということなんでしょうか。
ドリンクサービス
0:51AM離陸。水平飛行に入りようやく飲み物が頂けました。ラウンジにはなかったシャンパーニュ Champagne Collet Brut Art Déco を頂きましたよ。まあまあおいしいかったです。
ドリンクサービスの後はフルフラットにしてすぐ眠る体制に入りました。
朝食
4:55AM(シンガポール時間)朝食サービス開始です。3時間くらいしか眠っていません。ジュースはオレンジ、アップル、トマトの3種。オレンジジュースをお願いしました。
メニュー。
和食に合鴨が入っていたので洋食を選択したのですがこれが大失敗。エッグベネディクトにかかっているソースがひどくまずかった。ソーセージもまったくおいしくないです。パンはクロワッサンのみ頂きました。こちらは普通。
それにしてもANAの食事はエコノミーだけでなくビジネスでもまずいのですね。この程度の食事ならば無理に食べる必要はないです。眠っていた方がよかったと後悔しました。
機内エンターテイメント
フライトレーダーのみ使用。
食後1時間ほどでチャンギ空港に到着しました。機内サービスは犠牲になったものの、定時運航はきっちり守られました。
フライトデータ
航空会社:全日空
便名:NH843
搭乗日:2017/11/17
路線: 羽田(東京) → シンガポール
機体記号:JA893A
機材:B787-9
座席番号:2E
搭乗クラス:ビジネス