搭乗開始時刻になったのでラウンジを出てゲートへ向かいます。27番ゲートに到着した頃にはすで優先搭乗が始まっていました。
大韓航空のビジネスクラスの名称は「プレステージクラス」です。 素直にビジネスクラスと呼ばないエアラインは他にもありますね。「デルタワン」、「ロイヤルシルククラス」、「マニフィカクラス」などなど。
シート
座席は通路側の9B、バルクヘッド席。シートは2−3−2の配置でシェル型のプレステージスリーパーでした。一応フルフラット仕様です。
大韓航空を利用するのはこれが2度めです。前回は羽田-金浦の往復、社員旅行でしたのでエコノミークラスでした。同僚たちと盛り上がっていたので特に狭さも気にならず、あっという間にソウルに着いてしまった記憶があります。
2列後ろは エコノミークラス。
USBコンセント。
ユニバーサルコンセントもあります。
アメニティ
アメニティはスリッパだけ、厚手でしっかりした紺色のブランケットには白糸で大韓航空のロゴが刺繍されています。トイレにはジュリークのボディケアローションや歯ブラシなどが用意されていました。
ウェルカムドリンク
ウェルカムドリンクはソフトドリンクのみ、私はグァバジュース🥤をチョイス。お隣の日本人女性はオレンジジュースを選んでいました。
クルー
ギャレイを撮っていたらこちらに向かって歩いてくるクルーが写ってしまいました。アシスタントパーサー以上のクルーはブルーのジャケットを着用しています。
彼女は私の座席までやってきて「べあとりす様、ご搭乗ありがとうございます。」と流暢な日本語で一通りの挨拶をした後、食事のオーダー取って去っていきました。
女性クルーが付けている、ピン!と上に跳ね上がった髪飾りが特徴的です。制服と同じで白とブルーがあるようですね。
14:03離陸。
ドリンクサービス
離陸後15分程でドリンクサービスが始まりました。
ドリンクメニュー(一部)、ワインは赤ワインとデザートワインのみでした。
「ビール」と言ったらサーブされたのは韓国ビール。銘柄を指定した訳ではないので別にいいのですが、隣の列では日本のビール(アサヒスーパードライ)をサーブしていたのを見て、せめて銘柄を訊ねるくらいの配慮があってもいいのでは?と思いました。
食事
続いてランチのサービスです。
メニュー。ここはやはりナムルとビビンバでしょう、と思ってすでオーダー済みです。
テーブルクロスはなく、トレーだけでのサービスでした。しかもナプキンは紙製です。これではエコノミークラスと変わりがないですね。食事のお供の赤ワインはボルドーです。
韓国海苔とコチュジャンをかけていただきます。
ご飯はパックのまま出てきました。確かにこれなら温めても硬くなったりしないので合理的です。でもなんだか味気ない。
ワインもまあまあおいしかったです。食後にはいつも通りコーヒーをいただきました。
テーブルが片付いた後はシートを倒して40分ほど横になりました。シートの幅はもう少しゆとりが欲しいところですが、フットレストの上がり具合はまずまずです。
予定より20分ほど早く、16:16仁川国際空港に到着しました。
感想
ネームプレートを見なければ日本人かと思うほど、クルーはそろって日本語が堪能で接客態度は申し分なしです。ところどころに大陸的な大らかさ(つまり雑)を感じたのはこれは国民性の違いでしょう。
フライトデータ
航空会社:大韓航空
便名:KE704
搭乗日:2018/01/01
路線: 成田(東京) → ソウル(仁川)
機体記号:HL7575
機材:Boeing 777-2B5(ER)
座席番号:9B
搭乗クラス:ビジネス