2018-01-03
バンコク滞在3日めは観光名所の定番、王宮&ワット・プラケオ、ワット・ポー、ワット・アルン、通称3大寺院巡りに出かけます。20年前にひと通り観たはずですが、ほとんど記憶に残っていないのでもはや初めてと同じです。
3つの寺院はバンコクの中心部からは少し離れた場所にありますが、それぞれの寺院の距離は近く街を縦断するチャオプラヤー川沿いに点在しています。そこでチャオプラヤー川を走る船「チャオプラヤー・エクスプレス・ボート」を利用してアクセスすることにしました。
アクセス
BTSと連絡のよいサトーン埠頭からボートに乗ることにしました。
BTS
まずはサトーン埠頭の最寄駅であるサパ-ン・タクシン駅までBTSで移動します。サパ-ン・タクシン駅に着いたら進行方向(バーン・ワー方面)寄りの改札を出て2番出口の階段を降ります。正面にサトーン埠頭が見えるのであとはまっすぐ歩くだけ。
チャオプラヤー・エクスプレス・ボート
路線図。
ボートは5種類。その中でオレンジ色の旗が付いたオレンジ・エクスプレス・ライン(Orange Flag)に乗ります。青い旗のツーリストボートに乗ってもいいのですが、こちらはチケット(1回券)が40THBと観光客向けの価格設定。一方オレンジ・エクスプレス・ラインは15THBと激安です。
チケット売り場。
この列に並びます。ほとんどが観光客ですね。
エクスプレス・ボートというだけあって、船は波しぶきを上げながらかなりのスピードで飛ばしていきます。上下動もあるので立っていると辛いかもしれません。時折ボートがまきあげたしぶきが腕にかかります。
ウォン・カーウェイ監督の映画「花様年華」のロケ地になったという旧税関。現在は廃墟と化しているようですが、趣きのある建物です。
3大寺院巡り
なんでもそうですが効率よく回るには1番遠いところから攻めていくのが鉄則。まずは3つの寺院の中で1番北に位置する王宮&ワット・プラケオの最寄りのター・チャーン埠頭で船を降ります。その後は南に移動しながらワット・ポー→ワット・アルンと観ていくことにします。
王宮&ワット・プラケオ
ター・チャーン埠頭で船を降りる観光客のお目当ては間違いなく王宮&ワット・プラケオ。その人の流れについて行けば迷うことなく到着します。
拝観料は(ワット・プラケオ、博物館、宮殿含む)500THBとタイの物価にしては高めの設定。混雑している上に敷地が広く見どころが多いので、真剣に見て廻るとかなり疲れます。体力がある午前中、できれば朝1番で見学するのがおすすめですね。
ワット・ポー
ワット・プラケオからワット・ポーまでは徒歩12、3分。どの寺院の前にも観光客目当てのトゥクトゥクが待機しているので、歩くのがつらい場合は利用する手もあります。私はGoogle map片手に歩きました。
ワット・ポーといえば黄金の涅槃仏が有名ですね。拝観料は100THB、チケットはミネラルウォーターの引換券付き。なかなか嬉しいサービスです。歩いてきたことと気温が上がってきたこともあってちょうど喉が渇いていました。涅槃仏を観る前にありがたくいただくことに。
ワット・アルン
チャオプラヤー川対岸に建つワット・アルン。むこう岸までは1回4THBの渡し船を利用します。ワット・ポーを出て川に向かって歩くとすぐ乗り場があります。ここでも人の流れに乗って行けば迷うことはありません。
昨年修復工事を終えたばかりのワット・アルンは輝くばかりの白さ。拝観料は50THB。仏塔に上る階段の勾配が急なので降りるときが結構怖いです。
感想
帰りはワット・アルン前の埠頭から再びチャオプラヤー・エクスプレス・ボートに乗ってサトーン埠頭まで戻りました。川の水はきれいではありませんが、船からの眺めは思っていたよりもよく、陸路と違い渋滞に悩むこともなく快適でした。おまけにリーズナブルなのもおすすめです。