朝の羽田空港国際線ターミナルは荷物を手に行きかう人々でざわついています。私もその中に紛れ足早にチェックインカウンターに向かいました。
春分の日だというのに積雪の予報まで出た真冬並みに寒い東京。これから向かうソウルの天気も気になります。
スカイチームのラウンジはJAL
大韓航空のカウンターはH、SKY PRIORITYレーンには待つ人の姿はありません。元旦に続いてまたしてもデルタの予約表でチェックインをします。
今回の特典航空券は片道だけ。ラウンジクーポンなどはなくボーディングパスに印字された「LOUNGE SERVICE」の文字の横に手書きで「JAL」と書かれていました。
羽田空港に自前のラウンジを持たないスカイチーム加盟のエアラインは、TIATラウンジまたはサクララウンジが指定ラウンジです。
「ラウンジにご同伴されるお連れ様はいらっしゃいますか?」と訊かれたので、居ないと答えました。同伴者がいる場合はクーポンを渡されるのでしょうか。
ファストラックが使えない…
さて春休み期間中ということもありセキュリティゲートにはすでに長い列ができていました。羽田空港のファストトラック(優先レーン)の利用基準にはアライアンスのくくりがなく、搭乗する航空会社の上級ステータスを持っていないと利用することができません。スカイチーム・エリートプラス会員であっても大韓航空の上級ステータスを持たない私は列の最後尾に並びました。
しかもこの優先レーン、たとえビジネスクラスの搭乗客でも上級会員でなければ利用できないのです。高いチケットを購入しているであろうに、クレームはつかないのでしょうか? 逆に上級会員であればエコノミーの搭乗客でも利用可能です。
当然イミグレーションも大混雑、迷わず自動化ゲートから出国しました。その足でラウンジへ向かいます。
サクララウンジ・スカイビューへ
搭乗ゲートに近いサクララウンジ・スカイビューにやってきました。羽田のサクララウンジは久しぶりです。去年は羽田も成田もANAラウンジばかりでサクララウンジを利用したのは1度だけでした。
3つあるサクララウンジの中ではこのスカイビューが1番気に入っています。利用する人の姿もまだそれほど多くはなく、これなら静かに過ごせそうです。とりあえずダイニングゾーンへ行きましょう。
ユッケジャンスープがありました。体が温まりそうですね、いただくことにします。
飛行機のよく見えるカウンター席でまずは朝ごはん。窓の外は小雨、まだ雪にはなっていないようですが寒々しい空の色です。
春らしいロゼの泡で旅立ちを祝う
食事がすんだところでリラックスできるソファ席へ移ります。恒例の(?)出発の儀式、泡をいただかなくては。
スパークリングワインのセレクトはその名も「日本のあわ長野メルロー」でした。春らしい淡いサーモンピンクのロゼです。
すっきりとしたドライな飲み口がイケます。シャトー・メルシャンはいい仕事をしてますね。暮れにネットで購入した岩崎甲州2016もなかなかよかったし。これも今度購入してみようと思います。
そろそろ搭乗開始予定時刻が迫ってきたのでゲートへ向かいます。