モンセラット観光の拠点としてホテル・アバト・シスネロス Hotel Abat Cisneros に1泊しました。モンセラット修道院 Abadia de Montserrat と隣接した敷地にある建物はもともと巡礼者のための宿泊施設として使われていたものです。
客室は全部で82室、全室禁煙です。朝食は宿泊費に含まれています。夜は営業している店もないので夕食もホテルで摂るしかありませんが、ホテル側もそれは心得ていて夕食付の宿泊プランがあります。
レセプション
素朴で温かみのあるこぢんまりとしたレセプション。
最上階の突き当りの部屋をアサインされました。
フロアプラン
ホテルは山を背にして建っているため北側のシングルルームでは山肌しか見えません。そこで大聖堂が見える南側のツインの部屋を予約しました。
客室
ベッドルーム
★3つ相応の簡素なお部屋です。
冷房はありませんが、暖房は温水ラジエーターとパネルヒーターと2台もあります。冬の寒さがしのばれますね。
窓を開けると大聖堂が見えますが、ちょっと樹木がじゃまでした。
広いクローゼットの中にセーフティBOXがでんと鎮座しています。ただ説明書がなくて使い方が判りませんでした。結局使わずじまい。
ホテルのTVはSAMSUNG製。大聖堂の様子を映しているチャンネルがあります。
水廻り
バスタブ付です。 リネン類も充分にありました。
いたって普通のバスルーム。丸椅子が1脚。
壁付けのドライヤー。 ホースタイプでないのがありがたいです。
アメニティ
アメニティは最小限、シャンプーだけでリンスはありません。
いったん写真を撮りに外へ出たのものの、小雨が降り始めたのですぐにホテルに戻りました。結局そのまま夕方のミサが始まる時間までのんびり過ごしていました。
朝食
翌朝は大聖堂の朝のミサが済んでから朝食に向かいました。
到着したのは8時を少し過ぎた頃。朝食会場はちょうど中国人団体で賑わっていました。昨夜はホテルでもレストランでも団体客は見かけなかったのに…。 どこから湧いて出たのやら。
朝食のメニューはヨーロッパにありがちな、ハムとチーズがメインのコンチネンタル・ブレックファストです。
パンの種類は多めでした。
オリーブオイル・ニンニク・トマトが用意されているのでパン・コン・トマテも作れます。
ごくごく普通の朝食です。この中ではフルーツが甘くておいしかったです。
ここがおススメ
モンセラットへはバルセロナから日帰りで訪れる方が多いと思いますが、時間が許すならばこのホテル1泊して観光することをおススメします。なぜなら観光客で賑わう日中とは違った、静かで厳かな空気に包まれた聖地モンセラット本来の姿を見ることができるからです。