初めてモスクワ・シェレメーチエヴォ空港でトランジット。フランクフルトまで再びアエロフロートに乗って移動しました。
空港の制限エリア、特に搭乗ゲートの周辺はとても狭いです。原因は本来すべて通路スペースだったであろう場所に、明らかに後から造られたと思えるショップの類がとても多いこと。以前は何もなかったんでしょうね。
これじゃ設備が古くて不人気だというのも頷ける。各国のフラッグキャリアがドモジェドヴォ空港に移ってしまったのも仕方ないでしょう。
バスゲート
搭乗ゲートはD5、やはりと言うかバスゲートでした。ターミナルDから出発する国際線フライトの搭乗口がD5からD8だったらバスゲートなんだと覚悟しましょう。優先搭乗はあっても結局一緒くたにされてバスで移動です。
機体
機材はA320です。
シート
ビジネスクラスは8席。
- 幅:21.0インチ
- ピッチ:38.0インチ
幅はともかく前後が激狭です。エコノミーはこれよりさらに狭いってことですね。
シートポジションのボタンの簡素なこと。
一応フットレスト付き。こうやってみると足元が広そうに見えますが、これは写真を撮るためにめいっぱい深く座って膝を引いたからです。お隣さん(ドイツ人男性)なんて膝が前の座席に付いてしまってます。
バルクヘッド席が羨ましい。1列違うだけなのに…。空きがあったら席を替わりたかったけれど、あいにくと満席でした。8席しかないから当然か。
欧州系キャリアで見かける、ナローボディの横3席の中央をブロックしてテーブルにしただけのなんちゃってビジネスクラスよりはマシと諦めました。
アメニティ
アエロフロート設立95周年記念のポーチ。…ちょっと、いやかなりダサい。 スリッパはシートポケットに入っていましたが、ブランケットはありません。
ウェルカムドリンク
ウェルカムドリンクはシャンパンです。お隣さんもシャンパンとさらにお水まで貰っていたので、同じグラスが並んで訳がわからなくなりそうです。お互いに同じことを思っていたようで顔を見合わせて苦笑い。
モニターがないので当然ですが機内安全のビデオではなくクルーの実演です。19:00離陸。
メニュー
配られたメニュー。朝食とランチしかありません。10:00以降はすべてランチなんですね。シェフの名前が入っている前菜を選んでみました。お料理ごとにオススメのワインが記載してあります。ワインリストは前のフライトと同じでした。
機内エンタメ
モニターはありませんでしたが、タブレットの貸し出しがありました。画面は小さいもののこれで機内エンタメのプログラムを楽しむことができます。
ドリンクサービス
オススメに従ってフランス・ラングドッグのシャルドネ。酸味がさわやかな辛口です。
食事
前菜
クッションカバーと同じ柄のトレーです。約2時間のフライトですからトレーでのサーヴもいたしかたないでしょう。サーモンとテーブルビートのサラダ。西洋ワサビのドレッシング添え。さっぱりしていておいしくいただきました。
メイン
ひき肉が詰まったロティ。どっちかというとクレープに近いかも。これはまあ可もなく不可もなく。ワインは引き続きシャルドネを飲んでいました。
デザート
アイスクリームとコーヒー。アエロフロートのパッケージのチョコレートを開けたら、ロゴと一緒に「95」の数字が型押ししてありました。95周年記念の特別塗装機を造ったくらいなので2018年はとにかく「95」推しなのでしょうね。
企業ニュース - アエロフロートが95周年記念エンブレムを導入 | Aeroflot
食事が終わると飛行機は高度を下げ始めました。
20:53ドイツ・フランクフルト空港に到着です。予定よりもかなり早く到着したのですが、ボーディングブリッジの空きがなかったのか、結構長い時間移動させられていました。降機が始まったのはほぼスケジュール通りの時刻でした。
フライトデータ
航空会社:アエロフロート
便 名: SU2304
搭乗日:2018/08
路線:モスクワ→フランクフルト
機体記号:VQ-BSI
機材:Airbus A320-214
座席番号:2C
搭乗クラス:ビジネス