土曜日の朝の羽田空港国際線ターミナル。羽田から出国するのは昨年のソウルへのショートトリップ以来、ちょうど1年ぶりです
思った通りセキュリティチェックは長い列ができていました。
たとえスターアライアンスのゴールド会員でもエバー航空の上級会員でなくてはファストトラックが使えません。羽田は近くて便利なのですが、この点に限っては成田からの出発の方が便利です。
ソウルへは大韓航空のフライトだったのでサクララウンジが使えたのですが、今回は往復エバー航空のフライト。仕方なくANAラウンジへ向かいました。
ANAラウンジ
国際線ターミナルのANAラウンジを朝の時間帯に利用するのは初めてです。相変わらずの混雑ぶりですが、それでも夜から深夜にかけての時間帯に比べると比較的穏やかな雰囲気でした。
来年3月から国際線の羽田発着枠が拡大されますが、そうなったら確実にラウンジはキャパオーバーでしょう。発着枠だけでなくラウンジの数も増やして欲しいものです。
食事のメニュー。
おにぎり、稲荷寿し、それにお味噌汁。油揚げが被ってしまった。彩りの地味な朝食です。
空腹がほどよく満たされたところで泡を頂くことにしました。
風味はそれほど感じませんが、さっぱりした飲み口でした。
搭乗ゲート
エバー航空BR189便は106Bゲートからの出発、同じアライアンスのANAの地上スタッフによるオペレーションです。チャイナエアライン以外で台北に行くのは初めてなので、ちょっとワクワクしています。
定刻に搭乗開始。
キャビン
アブレストは2-4-2、A333に乗るのは久しぶりのような気がします。
シート
バルクヘッドシートを指定できたので足元は広々。 モニターはひじ掛けの下からグッと持ち上げて使います。
前方はプレミアムローレルクラス。アブレストは2-2-2でぱっと見はルフトハンザみたいな感じでした。
アメニティ
枕・ブランケット・イヤホンは各座席の上にあらかじめ置いてありました。
エコノミークラスの昼間のフライトではブランケットの用意のないエアライン(例えば大韓航空)もありますが、エバー航空はそうではないようです。
クルー
日本人クルーは4人乗務しているとのことですが、そのうちのひとりが予約した機内食の確認に私の席にやってきました。
10:59ドアクローズ。
食事
さて、食事はあらかじめシーフードミールを予約しておきました。
そのため食事を積んだワゴンがやってくる前に、チコちゃんカット(!)の女性クルーが私の分のトレーを持ってきてくれました。
誰よりも早くサーヴされたのはいいのですが、ドリンクはワゴンがやってくるまで待たなくてはいけません。
ドリンクが揃ったところでようやく頂きます。
白身の魚は思った通り少しパサパサしていました。飲み物がないと飲み込むのが辛い感じです。
サイドメニューはどちらもサラダ系、メインはケチャップ味のご飯とトマトソースで味付けがまる被り。あまりにもセンスのないメニューにちょっと苦笑い。
13:24台北松山空港に到着。3時間26分のフライトでした。
感想
クルーの接客ぶりはなんとなくANAと似ていました。そつなく丁寧ですがよそよそしい。
同じ台湾のキャリア、チャイナエアラインのあのちょっと雑なサービスを思い出し、なんだか懐かしく感じたのが不思議です。
フライトデータ
航空会社:エバー航空
便名:BR189
搭乗日:2019/03
路線:羽田HND→台北(松山)TSA
機体記号:B-16337
機材:Airbus A330-302
座席番号:21D
搭乗クラス:エコノミー