福岡空港から太宰府までの移動には西鉄バスが運行している、太宰府ライナーバス旅人を利用しました。
太宰府ライナーバス旅人とは
太宰府ライナーバス旅人は大宰帥(大宰府の長官)を務め、万葉歌人としても有名な大伴旅人の名前を冠したバスです。博多ー福岡空港ー太宰府間を結んで運行しています。
運行ルート
博多バスターミナル ↕ 福岡空港国際線ターミナル ↕ 大宰府政庁跡 ↕ 太宰府市役所 ↕ 太宰府 |
運行本数
- 平日:往復37便
- 土日祝:往復26便
2019年は平日47便、土日祝日は82便が運行していました。現在は半分近くに数を減らしています。海外からの観光客の利用が多い福岡空港からの乗客が見込めない状況ですから仕方がないことですね。
所要時間
- 博多バスターミナル↔︎太宰府:40分
- 福岡空港国際線ターミナル↔︎太宰府:25分
運賃
- 博多バスターミナル ↔︎ 太宰府 610円
- 福岡空港 ↔ 太宰府 510円
現金の他、各種交通系ICカードが利用できます。
いざ乗車
連絡バスに乗る
バスが出発する国際線ターミナルまでは空港間連絡バスで移動します。国内線ターミナル到着階から国際線ターミナル到着階まで所要時間は約10分。
乗車できないこともある
さてこのバス、9:00〜11:00の時間帯は20分に1本の割合で運行しています。予約不要なのはいいのですが、空港始発ではないため満員の場合は乗車できないことがあります。あいにくと最初にやってきたバスは満席、しかも立っている乗客が数人いる状態でした。
高速バス仕様の4列シートのため、当然通路はひとり立つのがやっとのスペースしかありません。バス停では私を含め10人ほどが待っていましたが、ソーシャルディスタンスが声高に唱えられているこのご時世、適切な距離を保ちながら乗ることができたのはわずか5人だけ。
やむなく次のバスを待ちます。運行本数を減らしているのが地味に痛い😭 バス停で待つ人の数はじわじわと増えていきました。私の前に並んでいた家族連れ3人は次のバスも乗れなかったらタクシーで行こうと話しています。いや、そんな事態は避けたい…。
太宰府市内は大渋滞
20分後やってきたバスにはわずかながら空席もあり、乗車順が4番めだった私は運よく着席することができました。とりあえずバス停で待っていた乗客をすべて回収してバスは発車。
順調に飛ばしていたバスも太宰府市内に入った早々渋滞に巻き込まれました。政庁通りから太宰府駅までの間ずっとノロノロ運転が続きます。
25分の予定を40分近くかかって太宰府駅に到着です。駅前は渋滞に違わぬ人の数で混雑していました。
感想
国内線ターミナルから国際線ターミナルまで移動するひと手間がありますが、太宰府まで乗り換えなしでダイレクトに行けるのがいいですね。ある程度の渋滞は仕方のないことだと思います。
気をつけたいのは始発が空港ではなく博多バスターミナルだということ。特に現在は減便されて運行中ですので、利用する曜日や時間帯によっては乗れない可能性があるということを頭に入れておく必要があると思います。