福岡県筑紫野市と太宰府市にまたがる宝満山にある宝満宮竈門神社は、1350年を超える歴史を持つ古い社です。
もっとも現在では「鬼滅の刃」の聖地として有名と言ったほうがいいかもしれませんね。なぜ聖地なのかという理由はネット上でさんざん語られていることなのであえてここでは触れません。
アクセス
太宰府天満宮から徒歩30分…ですが、この日は朝から雨模様ということもあり、バスに乗って行きます。
まほろば号
太宰府市コミュニティバスまほろば号は全線全区間100円で利用できるワンコインバス。竈門神社に行くのには西鉄都府楼駅と内山(竈門神社前)を結ぶ内山線を利用します。西鉄太宰府駅前から乗車して約10分で終点内山に到着。
ゆく手を阻む?石段
バス停から竈門神社に続く石段を登ります。これが結構大変です😅
色付く前のモミジ。
イチョウやカエデなど約300本の落葉樹が境内を取り囲むように群生していますので、もう2週間もすれば黄色や赤にきれいに染まるでしょう。また、春になれば桜の花も楽しむことができるそうです。
竈門神社本殿
御本殿。宝満山が大宰府の鬼門(東北)の位置にあることから、竈門神社は「大宰府鎮護の神」として古くから敬われてきました。
竈門神社は桜紋なんですね。桜は散る、儚いなどのイメージから武家の家紋としては敬遠されたそうですが、木花咲耶姫を祀る神社などが用いることが多い紋です。
水鏡
絵馬
あるある、鬼滅絵馬。炭治郎は少なめですね。学業・就職・健康・コロナ撲滅など、この神社を訪れた人たちの様々な願い事や思いが込められた絵馬の数々です。
ことねちゃん、煉獄さんの絵が上手ですね。中央に描かれているのは誰?
授与所
本来はこんなにかわいらしいお札とお守りの授与所(画像は公式サイトからお借りしました)があるのですが、この日は工事中らしくシートに覆われて入れませんでした。
社務所の前にできた臨時のお札とお守り授与所。
お守りやお札は扱いが難しいのでおみくじを引くことにします。
かろうじて凶は免れて末吉でした。旅行は差し支えない、ということなので安心して旅を続けられます。
参拝の証としておみくじは残してきました。
感想
鬼滅ファンという訳ではないのですが、アニメはAmazon Prime Videoで視聴済み、コミックは12月発売の最終巻を除いて読破しています。
せっかく太宰府まで来たから行ってみようかなと思って訪ねてみました。しかし予想以上に素敵な神社でしたよ。
訪れたのが月曜の朝、しかも雨降りとあって境内に居る人の姿はまばらでした。鬼滅の刃以前はきっとこんな感じだったのでしょう。ひっそりと落ち着いた佇まいを観ることができてとてもよかったです。
インフォメーション
【住所】
福岡県太宰府市内山883
【TEL】
092-922-4106
【アクセス】
西鉄太宰府駅より内山行きバスに乗車
内山(終点)で下車
【営業時間】
08:00 - 19:00