台湾の全土(と言いきるには少ないかもしれない高雄・台南・彰化・花蓮・台東)に展開しているビジネスホテルチェーン康橋連鎖旅館。
本拠地である高雄市内には13のホテルがあり、今回の高雄の滞在ではその中のひとつ康橋大飯店高雄站前館を利用しました。
その名の通り高雄駅の南側、建国二路に面して建っています。www.kindness-hotel.com.tw
ここがおすすめ
ホテル選びの基準は人それぞれだと思いますが、快適な空間を低コストで得ようとするのは万人に共通するところ。その点このホテルは大変コストパフォーマンスに優れています。
豊富な無料サービス
- 朝食
- 館内Wi-Fi
- セルフランドリー室
- レンタル自転車
- ドリンクバー
- アイスクリーム
宿泊者は上記のサービスがすべて無料で受けられます。朝食やWi-Fiが無料というのはわりとよくあるサービスですが、ランドリーが(洗剤も含めて)無料で使えるというのはよいですよね? 長期滞在者や暑い季節の旅行者にはありがたいサービスです。
夜食も付いてる
さらに上記のホテルでは無料の夜食が提供されます。つまり実質1泊2食付きなんですね。高雄站前館では2階にある朝食会場でもあるレストランで夜食を提供していました。夕食を摂るために入ったお店であれもこれもと種類を頼めないひとり旅の身にはこれが1番ありがたいサービスでした。食費も浮くし。
実際に食べてみた夜食。熱々のヌードルバーからふるふる揺れる豆花まで、トッピングも自分好みにカスタマイズできますよ。
1泊1室6,000円から
シーズンにもよりますが私が利用したときは1泊1室6,000円ちょっとでした。2人で泊まればひとり約3,000円でこれだけのサービスが受けられます。とってもお得。
チェックイン
ホテルに着いたのは16時近く。最初は英語で会話していましたが、私が日本人と判ると日本国旗のピンバッジを付けたスタッフが日本語で応対してくれました。
チェックインが済み、部屋に向かったところでちょっとしたトラブル発生。アサインされた808号室は鍵がかかっておらず、中に入るとまだ掃除が済んでいませんでした( ゚Д゚)
これまで数えきれないほどホテルに宿泊してきましたがこんな珍事は初めてです。この件で瞬間的にホテルへの評価が急降下。
あらためてアサインされたのは811号室でした。ひとりなのになぜか2人分ある夜食券と朝食券。
フロアプラン
808号室は変な形で使い勝手がイマイチよくなさそう。それに窓もない! 掃除が済んでいなくてラッキーでした。
ベッドルーム
明るくて清潔感のある室内。 そんなに広くはないけれど、ひとりですし充分です。
無料のペットボトルが2本、電気ケトル、ティーセットが用意されていましたがドリンクバーがあるのでほぼ使いませんでした。冷蔵庫も使わずじまい。
なぜか拡大鏡がバスルームではなくデスクに置いてあります。ドライヤーは固定でなはくプラスチックのツールBOXに入って状態でデスク上の棚に。
大画面TVの上に乗っているのはケーブルTVのチューナー。どうもこいつの調子が悪かったらしくて最初はTVが全く映りませんでした。電源のケーブルを抜いたり挿したりしていたらなんとか映るようになりました。NHKが観れましたよ。
ハンガーポールの付いた奥行きの浅〜いクローゼットはありましたが、衣類の置ける棚や引き出しの収納はなくセーフティBOXも付いていません。そこはちょっと不満の残るところです。
水廻り
バスタブはなくシャワーのみでした。これがちょっと想定外。6ヶ所から噴射されるマッサージシャワーはいまひとつ使い勝手が悪かったので1回使っただけです。
トイレの洗浄機能付便座はTOTOではなくPanasonic社製でした。台湾のホテルはPanasonic社製が多いような気がする…。
アメニティ
歯ブラシ・シャワーキャップ・剃刀はありますが、綿棒やコットンなどは無し。スリッパは使い回しのビニール製と使い捨ての紙製の2種類がありました。
感想
宿泊客は圧倒的に中華系、大陸の人々だけでなく台湾の人も多いような気がしました。あとは4人以上の家族連れが多かったです。
ホテルにラグジュアリーさを求めず、コスパを重視される方にはとてもおすすめなホテルです。