ミロ美術館から歩いて10分、モンジュイックの丘にある
美術館正面に立つと、エスパーニャ広場・マジカ噴水・美術館が一直線で結ばれているのが判りますね。
ここでもArticketBCN
ここでもArticketBCNを使います。これでしっかり30€の元は取れました。
滞在日数が限られる旅行者の身分では仕方のないことですが、本当は美術館のハシゴというのはあまりしたくはないのです。
以前パリでルーブル・オルセー・オランジュリーの3つの美術館をハシゴするという暴挙に出たときには、最後に訪れたオランジュリーでモネの睡蓮を目の前にしても、まったく何も感じられなほど疲弊しきっていました。
そんな苦い経験があるので膨大な展示数を誇る大きな美術館は、観たいものにポイントを絞って後は軽く流すことにしています。
展示内容
ロマネスク
世界遺産に登録された
ゴシック
=受胎告知 作者不詳=
ルネサンス
=ティツアーノ=
スペイン絵画
=エル・グレコ=
=ゴヤ=
=ベラスケス=
この御三方の作品を観るにつけ、やはりプラド美術館のために1泊でもいいからマドリードに行くべきだったとちょっぴり後悔しました。
ポスター
=アンリ・ギュスターヴ・ジョッソ=
なんとなく知り合いに似ていたのでくすっと笑ってしまったポスター。
ガウディの家具
ガウディがデザインした家具の展示もありました。
カサ・バトリョで観たような扉がいくつも並んでいます。
こちらはグエル公園に使われているフェンス。
その他いろいろ
=ユトリロ=
=ピカソ=
=ミロ=
まあ、とにかくいろいろあります。
完全に空気にされる
14:30を過ぎて空腹と疲労がピーク状態になりました。どこかでランチをと思い、向かったのが美術館の2階にあるレストラン
ひとりだし予約もしていないしかなり敷居が高く感じたのですが、何のはずみかつい入ってしまいました。
結果は玉砕です。満席だと断られるならまだしも、まるで私など存在しないかのように誰も私の方を見ようともしません。
こういった対応をされるのは初めてのことではないので諦めて店を出ました。
場違いな客と思われたのかな、仕方ないね…と自分に言い聞かせて1階にあるカフェへ向かいました。ここなら予約がなかろうと服装がカジュアルだろうと、問題はないはずです。手前のバルではなく、ちゃんとした食事をしようと奥にあるテーブル席へ。
しかしまた同じようなことが起こりました。席に座ったものの誰もオーダーを取りに来ないのです。どちらの店にもちゃんと声を掛けて入っていったのに、私の存在は人ではなく空気にされてしまったようでした。
感想
最初に観たロマネスク期のフレスコ画が1番よかったなと思いました。なにしろコレクションの種類が多岐にわたっているので、観ているうちにだんだんと印象が散漫になってしまいました。
見学には最低でも3時間は必要かと。できたら丸1日かけてじっくり観ることをおすすめします。
インフォメーション
【営業時間】
火 - 土 10:00 - 20:00
日・祝 10:00 - 15:00
月曜休館
【見学料金】
12.00€ カード可
【公式サイト】
www.museunacional.cat/en/