バンコク・スワンナプーム空港でもタイ国際航空の制服を着た女性スタッフが待ち受けていました。彼女の先導でセキュリティチェックを抜けトランジットカウンターへ。ボーディングパスを受け取り急ぎ足でラウンジへ向かいます。
ロイヤルシルクラウンジ
出発ゲートはD7なのでコンコースDのラウンジへ行きました。搭乗開始時刻までまだ2時間近くありましたが、急いでいたのはシャワーを使いたいからです。まさか羽田のANAラウンジのように28人待ちなんてことはないでしょうが…。
受付でシャワーを使いたいと申し出たところ、
「このラウンジにはシャワーがないので、コンコースCのラウンジへ行ってください。」
と言われてしまいました。えーっ。…またしても急ぎ足で空港内を移動します。
「近い」というスタッフの言葉を信じて歩きましたが、コンコースCまでは結構遠かった。日本人の感覚ではこれを近いとは言わないぞー。
幸い待ち時間もなく、無事にシャワーを浴びてコンコースDのラウンジまで戻ってきました。残り時間はお食事タイムです。機内ではすぐに眠れるようにここでしっかり食べます。
今回はANA便なのでロイヤルオーキッドスパが利用できなくてちょっと残念でした。まあ、利用できたとしても時間が厳しかったかな。
搭乗開始時刻10分前になったので、ゲートへ向かいました。
搭乗開始
搭乗ゲートはANA恒例の優先搭乗の長い列、ダイヤモンド会員から搭乗開始です。年配のご夫婦が「ビジネスクラスなのに、なんでまだ乗れないの?」と不満を漏らしていました。お気持ちはよーく判ります。でもね、ここではステータスこそが何よりも正義なのです。
キャビン
もはや乗り飽きた感のあるANAの787-9 Dreamliner です。
とにかく寝る
クルーが食事のオーダーを取りにやってきましたが、ドリンクサービスと朝食を断りました。
たぶん羽田に到着したその足で出勤することになるでしょうから、とにかく体を休めることが最優先です。なにしろ朝食を頼むと着陸の2時間前にたたき起こされてしまいます。
ウェルカムドリンクはないし、夜食もあっさりおつまみ程度、その上朝食がまずいのも経験済です。目が覚めたタイミングで時間があったら何か食べることにしました。
出発時刻になりましたが、エコノミークラスの乗客が数人まだ搭乗していない様子で、しきりと座席番号で乗客を呼んでいます。もー、早く眠りたいんだからとっとと出発してください。
30分遅れの22:16にようやく離陸しました。
食事
4時間ちょっと眠ったところで人の動く気配で目が覚めてしまいました。ぎりぎりまで眠っていたかったのですが、仕方ありません。
周囲は朝食の真っ最中です。私も何か食べることにしました。クルーを呼んで「お好きな時に」の中から小丼と野菜だしスープを頼みました。
白身魚に野菜あんの乗ったご飯はまあまあの味。よかった、今回はまずくなくて。野菜だしのスープは化学調味料の味。
5:35羽田空港に到着です。予定より少し早く着いたので、これなら家に寄って荷物を置いてから出勤できそうです。やれやれ。
フライトデータ
航空会社:ANA
便名:NH850
搭乗日:2018/05
路線:バンコク→羽田
機体記号:JA888A
機材:Boeing 787-9 Dreamliner
座席番号:6C
搭乗クラス:ビジネス