台南から台中までの移動に新幹線(高鐵)ではなく在来線(台鐵)の特急普悠瑪号を利用しました。
高鐵と台鐵の違い
ご存知の方も多いでしょうが、一応新幹線(高鐵)と在来線(台鐵)の違いをざっくり説明しますと…。
新幹線は正式名称は台湾高速鉄道 Taiwan High Speed Rail(略称は台灣高鐵)といって、台湾高速鉄路公司という会社が運営しています。
一方、在来線である台鐵は台湾の国有鉄道です。
なぜ在来線なのか
新幹線の台南駅と在来線の台南駅の間は約11kmの距離があります。高速鉄道の駅が在来線の駅から離れているのは何も台湾に限ったことではなく、例えばフランスの高速鉄道TGVなども同じですね。
結論から言うと台南から台中までの移動時間は在来線の特急の方が新幹線よりも短くて済みます。
在来線の場合
普悠瑪号を利用した場合、所要時間1時間26分で乗換はありません。
新幹線の場合
新幹線は実際に乗車している時間は80分ですけれど、乗換時間を入れると所要時間は1時間40分です。10分ちょっとの差ですが、2回の乗換の不便さを考えるとやはり在来線の方がいいように思います。お値段もリーズナブルですし。
そんな訳で在来線で移動することに決定。
チケットはアプリで予約購入
乗車日の2週間前から予約が可能です。公式サイトからでもいいのですが、アプリからの予約の方が簡単です。またアプリからQRコードを表示させればそのまま乗車できます。
普悠瑪号の様子
初めて乗った普悠瑪号。車内は2-2の座席配置です。前後が広いので座り心地は悪くありません。
正面にはテーブル・収納・フットレストが、サイドにドリンクホルダーがありました。
通路を挟んで右側の座席が偶数、左側の座席が奇数になっています。
台中駅で撮影した動画はこちら↓
Beatrice on Instagram: "普悠瑪号 Puyuma Express"
感想
乗換なしで便利だし、新幹線よりリーズナブル。しかも写真の通りのきれいな車両で大満足、と言いたいところですが残念なことがひとつ。
噂には聞いていたのですが、とにかく横揺れが激しい‼︎ 走行中にペットボトルのお水を飲むのは要注意です。ストロー付きのドリンクならば少しは安心かも。この揺れの中でお弁当を食べたりするのはちょっと難易度が高いと感じました。