台湾のお菓子といえばパイナップルケーキ=鳳梨酥が有名ですが、日本の落雁に見た目のよく似たお菓子「緑豆糕」も人気があるそうです。
「糕」というのは米粉を蒸して固めた中国のお菓子のこと。緑豆粉をお砂糖と一緒に蒸して型に入れて固めたものが緑豆糕です。「緑豆ケーキ」という呼び方もされています。
緑豆は日本では主にもやしの豆として使われていますが、台湾では小豆と同じようにお菓子の材料になるんですね。
緑豆糕を買いに迪化街に近い「十字軒糕餅舖」にやってきました。日本の和菓子屋さんと洋菓子屋さんをミックスしたような台湾伝統菓子のお店です。
店内には焼き菓子・蒸し菓子・生菓子など多種多様のお菓子がいっぱいです。
おやつ用に購入した緑豆糕・芋香酥(サツマイモの餡が入ったパイ)・鳳梨酥。
緑豆糕はしっとりとした落雁といった感じで、落雁ほどの粉っぽさはなくホロっと口の中で溶けるようです。甘さも控えめでお茶うけにちょうどいいサイズ。
生菓子と違い、製造日から180日間保存可能と日持ちがするのでお土産にもいいですね。
インフォメーション
【住所】
台北市大同區延平北路二段68號
【TEL】
+886 2 2558 0989
【アクセス】
地下鉄松山新店線 北門(ベイメン)駅3番出口から徒歩11分
【営業時間】
火〜土 8:00~21:30
日 9:00〜18:00