氷見では温泉のあるビジネスホテル、「ルートイングランティア氷見 和蔵の宿」に泊まりました。
氷見バイパス沿いにあり、隣はヤマダ電機、向いには魚民と周囲は生活感溢れる環境です。
アクセス
JR氷見駅からアクセスする場合は、
- 徒歩
- バス
以上の2択です。バスは加越能バスが利用できますが、なにしろ便数が少ないので歩いた方が速い場合が多いです。まあ、車でのアクセスが1番便利で無難ですね。
ここがおすすめ
天然温泉があります‼
氷見温泉郷には旅館・民宿が20軒あるそうです。できばそちらに泊まりたいのですが、たいていの温泉宿は公共交通機関でのアクセルが悪く、しかも1室2名以上が基本。ひとり旅にはなかなか近寄り難い存在です。
その点ビジネスホテルならば温泉を楽しみひとりご飯も全然平気、気楽に過ごすことができます。
チェックイン
チェックイン時のスタッフの説明はとても丁寧でした。GoTo トラベルを利用する際の手続きについてもちゃんと説明があります。ただ東京都民の私は該当しないので説明を最後まで聞くことができませんでしたけれど。
それから翌日の朝食時間の確認があり、ルームキー・朝食券・夕食券・自販機で使えるコインをいただきました。
続いて大浴場の利用についての説明があり、大浴場のカードキーはルームキーと引き換えに渡すので必ずフロントに立ち寄って下さいとのこと。
フロアプラン
シングルルーム
空気清浄機・電気ケトル・ティーセット・冷蔵庫と標準的な備品。
セミダブルのベッド。
今回はホテルの公式サイトから予約を入れました。1泊2食付きで12,700円です。そのうち6,500円が夕食代に該当するので、かなりリーズナブルなお値段ではないでしょうか。
デスク周り。ところどころ塗装が剥げていてかなり使い込まれているというか、インテリアがすべて木目なのが裏目に出ていますね。多分結露の影響を受けたと思われますが、窓のカウンターも色が抜けてしまっていました。
水廻り
典型的な旧INAX(現LIXIL)時代の3点ユニットバスルームです。
アメニティ
扉なしのクローゼット。使いませんでしたが館内着の用意もあります。
スリッパはビニール製と使い捨ての不織布製の2種類。歯磨きセット・ブラシ・ひげ剃り・ボディスポンジ・綿棒。シャワーキャップは見当たりませんでした。
天然温泉「しおさいの湯」
さて外はすっかり本降りの雨になっていました。ホテルの周りを散策するという状況ではありません。夕食までまだまだたっぷり時間がありますので、温泉に入りに行くことにしました。
露天風呂
内風呂
脱衣室
↑の3枚の画像は公式サイトからお借りしています。
泉質はナトリウム‐塩化物泉で、温度は50℃前後、火山爆発の噴流物堆積により閉じ込められた約1500年前の海水(化石塩水)のためしょっぱいのが特徴だそうです。効能は、切り傷・火傷・慢性皮膚病・慢性婦人病など。
泉質はなかなかよかったのですが、
- 内風呂と洗い場が狭い
- 露天風呂は屋根のない部分があってたまに雨に濡れる
- 洗面スペースが狭くドライヤーも2台しかない
- 壁掛けの扇風機が埃まみれ
など、ちょいちょい気になるところがありました。
浴室内に居たのは5人前後で密になることはありませんでしたが、内風呂が狭いのでずっと露天風呂に入っていました。
夕食
夕食の様子はこちらの記事でご紹介しています。
朝食
公式サイトから予約すると1,100円の朝食が無料になります。朝食会場は1階にあるレストラン「氷見旬菜 和海-nagomi-」です。ブッフェスタイルでサービスされますが、 手の消毒と使い捨て手袋の着用が必須です。
メニューはそれほど種類はありませんが、ビジネスホテルとしては標準的ではないでしょうか。
ロビーには無料のコーヒーマシンと冷たい麦茶の用意がありました。
感想
スタッフは総じてホスピタリティに溢れていて、丁寧な対応で説明も行き届いていたと思います。
ただ↑でも書きましたがいろいろ残念だったのが大浴場です。
浴室内のことだけでなく、大浴場の配置場所が1階のエレベーター近くにあったため、温泉を利用した後の宿泊客と外からやってきた宿泊客の動線が交錯してしまい、エレベーターの付近がかなり密になっていたのが気になりました。チェックイン開始直後から夕食が始まるまでの時間帯が特に顕著でしたね。
またキーを交換するためにフロントに立ち寄る必要があったので、お風呂上がりの無防備な姿をチェックイン客に晒す羽目になったのも少し恥ずかしかったです。このあたりは配慮が足りないのではと感じました。ぜひ改善を!