バンコクーソウル間の大韓航空(以下KE)のフライトは1日4便、そのうち3便が夜から深夜に集中しています。
- 21:45発 KE 658
- 22:45発 KE 652
- 00:55発 KE 654
バンコク・スワンナプーム空港へ着いたのは19:00、搭乗するKE654便まではずいぶん時間がありますが、カウンターは開いているはずなのでチェックインできると見越して早めに空港へやって来ました。あわよくばひとつ前の早い便に振替してもらえないかと目論んでいたからです。
さてKEのチェックインカウンターはとても混雑していました。エコノミークラスはむろんのこと、SKY PRIORITYのカウンターも行列です。
N15からN18までのカウンターのモニターにSKY PRIORITYの表示が出ていました。係員がチェックイン待ちの搭乗客を順次誘導していますがなかなか進みません。ようやく私の番になり係員に誘導されたカウンターはN19、モニターには何も表示されていませんでした。グランドスタッフもKEの制服ではなくタイ国際航空(以下TG)の制服を着ています。
TG:「Which one?」
私: 「Not neither. My flight is midnight.」
言葉に続いてデルタの旅程表とパスポートを渡します。旅程表をまじまじと眺めた彼女は「まあ!ずいぶん早いのね!」と少し笑いました。
端末を操作しながら少し考え込んでいる彼女の様子に「まだチェックインは無理よ、とか言われりして?」と内心思っていましたが、意外にも彼女の口から出てきた言葉は、
「早い便に変更しても構わない?」
「‼」
なんと思惑通りになってしまいました。やった! しかし提示されたフライトはKE658でもKE652でもなくTG656便。アライアンス違うけどいいのかな?
「ビジネスクラスよね?」
「もちろん! ただ飛行機は小さくなるけど。」
「(A330かな?)それならOK!」
BKK→ICNはTG、ICN→NRTは予定通りKEでボーディングパスが発券されました。そして発券処理を終えた彼女はカウンターから出てきて「さあ、行きましょう!」と私の前に立って歩き始めました。スタスタと早足で歩きながら、「今日はストームの影響でずいぶん遅れが出ているの。」と説明をしてくれました。なるほど、それもあって早い便に変更してくれたのかな。
見覚えのあるAカウンター、TGのファストトラックまで私を案内すると「Enjoy your flight!」と言って彼女は去って行きました。(写真は2017年8月撮影のもの)
振替されたおかげで予定よりも早く眠ることができそうです。それにTGのビジネスクラスということはロイヤルオーキッドスパが利用できるのです! これが1番うれしいかも。
30分みっちりフットマッサージをしてもらおう、と心に決めてラウンジへ向かいました。