サン・ジョセップ市場から戻り、チェックアウトタイムぎりぎりにホテル・ソーホーを後にしました。
メトロとバス両方が使える便利な立地で、とてもコスパのよいホテルでした。よくぞ選んだものだと自分で自分を褒めてやりたい気分です。
バスに乗る
52番のバスに乗って明後日からお世話になるグラン・ホテル・トーレ・カタルーニャへ向かいました。
ホテルはバルセロナ・サンツ駅前なのでメトロで行く方が近くて便利なのですが、なにしろサンツ駅は治安の悪さで有名なスポット。スリの餌食になると評判のレンフェ(スペイン国鉄)↔メトロ間の移動ルートを避けて、ここは敢えてバスを使います。
荷物を預ける
ホテルのロビーでスーツケースを預けます。
念のため「チェックインの前日から荷物を預かって!」とメールで依頼してありましたが、フロントの女性も「No problem.」と2つ返事でした。これでリュックひとつの身軽な姿になりました。
アレナスへ行く
ホテルから徒歩でアレナス・デ・バルセロナへ。もとは闘牛場として使われていた建物を改装した、ちょっと珍しいショッピングモールです。モンセラット行の電車の時間までは、ランチのお店を探しながらこのモールで時間をつぶします。
Centre Comercial Arenas de Barcelona | Barcelona
上から見降ろすと建物が円形なのがよく判りますね。
中央の吹き抜けを囲むようにショップが配置されています。
FCバルセロナのオフィシャルショップもありました。
ただ建物としてはとても興味深いのですが、ショッピングモールとしては少々物足りないと思いました。
特にスペイン最大手のスーパーである メルカドーナ Mwrcadona が期待外れ。店舗面積の割に品揃えが薄くて、これじゃ地元の人は利用しないのでは?と思うくらいです。ここでお土産用のばらまきお菓子を買うつもりでいたのにあてが外れてしまいました。
360°のパノラマ
ショップはともかく、このモールに来たのならぜひとも屋上へ行くべきでしょう。高さはそれほどありませんが、全方位でバルセロナの街を眺めることができます。
特にここから眺めるエスパーニャ広場 Plaça d'Espanya は最高です。マドリードのエスパーニャ広場に次いでスペインで2番目に広いこの広場は、1929年のバルセロナ万博のために造られました。
円形の広場の中心にある噴水はジュセップ・マリア・ジュジョルのデザイン。どこかで見たことのあるような2本の柱はヴェネツィアの塔と呼ばれ、その名が示す通りヴェネツィアのサン・マルコ広場の鐘楼を真似たそうです。塔の先に見える宮殿のような建物はカタルーニャ美術館です。
ランチを食べる
モールの中をひと通り廻ったところで食事のできるお店を探すことにしました。レストランは地下と屋上に集中しています。
朝食が遅かったのでがっつり食べるほどお腹が空いていませんが、モンセラットに着くまで何も食べない訳にもいかないでしょう。
そこで地下にあった Enrich というベーカリー・カフェへ入りました。
チョコレート・クロワッサンとコーヒーで2.85€とちょっぴりお高めです。きっとテナント料を反映しているのでしょうね。