JR品川駅から サフィール踊り子 1号に乗って伊豆急下田駅まで移動しました。
サフィール踊り子とは
サフィール踊り子 とはあの奥山清行氏がデザインを手がけた、個室を含む全車両グリーン車のみで構成され、さらに上位グレードであるプレミアムグリーン車が1両連結されている特急列車です。
奥山氏についてはピニンファリーナ社在籍時の活躍しか知らない私ですが、それでも「あの」言いたくなってしまう程の著名な工業デザイナーですね。
サフィール(Saphir)とは、フランス語で「サファイヤ」を意味する単語です。伊豆の海と空が織りなす美しさをサファイヤになぞらえて「上質・高級で優雅な旅」を楽しめるようにと願って付けられた名前だそうです。
えきねっとで予約
チケットはえきねっとで予約しました。
春休み期間中しかも予約したのが乗車日まで3週間を切っていたため、品川→伊豆急下田のプレミアムグリーン車はすで満席。通常のグリーン車を予約しました。この際席があればよしとします。
私も同行者も 大人の休日倶楽部 の会員なので結構お得に購入できました。ただ大人の休日倶楽部の会員価格で予約をすると、チケットレスではなく紙のチケットの発券が必要になります。
品川駅から乗車
サフィール踊り子1号の始発は東京駅。11:00に出発して伊豆急下田駅には13:29に到着します。
私たちは品川駅から乗車しました。東京駅から乗車することもできたのですが、あえて品川駅を選択したのは東京駅ほど駅構内が広くないので乗換が楽だから。私はともかく同行者は足の悪い Over80 の母。少しでも歩く距離が短いに越したことはありません。
5〜8号車は1-2の座席配置。天窓からも光が降り注ぐので車内はとても明るいです。
しかし、トンネル内を通過するときはやはり暗い。
荷物を置くスペースもばっちり。
テーブルの裏には車内設備の案内が。なにげに便利です。
ランチはお弁当
さてサフィール踊り子の4号車にはオープンキッチンスタイルのカフェテリアがあり、そこでは「Ristorante HONDA」の料理長である本多哲也氏監修の限定メニューがいただけます。
乗車時間はちょうどランチタイム。ぜひ利用してみたかったんですけどね…。しかしよたよたと杖をついて歩く母に揺れる電車の中を歩かせるのも気の毒です。残念ながら今回は自席でお弁当となりました。
品川駅の駅ナカで買ったお弁当2種類。母は緑茶を、私は缶ビールを飲みながらおいしくランチをいただきました。
小田原あたりから進行方向左側に相模湾が広がり、車窓から海の眺めを楽しむことができました。
食後は車内販売のコーヒーを買ってSuicaでお支払い。
そうこうしているうちに伊豆急下田駅に到着です。隣のホームには踊り子(E257系)が停車中でした。
下りの先頭車両である1号車はプレミアムグリーン車。品川駅のホームと違って写真が撮りやすかったですよ。乗車の際にはここで記念撮影をするのがいいかもしれませんね。