台北で初めてホステルに滞在しました。プライバシーが確保されていないと辛いので、ドミトリーではなくプライベートルームに2泊です。
ロケーション
スター・ホステル・タイペイ・メインステーションは台北駅から徒歩数分の華陰街にあり、周囲には飲食店やショップも多く便利な立地です。
ちなみにホステルの向かいには人気のドーナツ店「脆皮鮮奶甜甜圈」があります。
アクセス
台北に到着した日は結構な雨が降っていたので、メトロの中山駅から地下街を歩いてホステルまで行きました。R2出口から徒歩4、5分です。桃園メトロの台北駅からはY11またはY13出口が便利なようです。
外見は結構ボロボロの、ちょっと不安になるような古いビルでした。下の階には別のホテルが入っていて、4階から上がスター・ホステルになっています。
チェックイン
4階でエレベーターを降りるとそこがロビー。内装は綺麗にリノベーションされています。
スタッフはみな若く、そろって英語が堪能なのでチェックインもスムーズに進みました。Booking.comを通じて予約を入れたので宿泊費は現地払いです。クレジットカードでの支払いもOK、VISA とMASTERカードが使えます。2泊で4,256TWD≒15,632円、ホステルとはいえ個室利用、しかもダブルのシングルユースではお得感はありません。


4階と5階が客室、6階にはコインランドリーがあります。長期滞在者には便利ですね。
玄関
館内は土足禁止なので広い玄関で靴を脱いでスリッパに履き替えます。靴は部屋の番号が書かれた下駄箱に収納。
プライベートルーム
あてがわれたのは4階の406号室です。ドアの裏側に様々なインフォメーションが貼ってありました。



水まわり。入口の脇に横に長い洗面カウンターがあり、シャワーとトイレはそれぞれ独立しています。タブルの部屋なのでタオルは2人分用意されていました。
エアコンの他に電気ストーブも置いてありましたが、台湾でストーブなんて必要なの?
セミダブルベッド。この大きさで2人眠るのはかなりきつそうです。
デスクにはユニバーサルコンセントが2つ。
個室内は禁煙、そして水以外は飲食禁止です。館内を安全かつキレイに保つためにはそれも必要なことでしょう。喫煙者は喫煙所を利用し、何か食べたくなったら24時間利用できるラウンジで。
ラウンジ
このホステルに泊まってみたいと思ったきっかけがこのラウンジ。5階までの吹き抜けになっていて、大きな窓から入る光と開放感のある空間が素敵です。
昭和の日本家屋のようなこちらのスペースは梯子で2階(屋根裏?)に上がれるようになっています。
写真にはありませんが大きいダイニングテーブルもあるので、自炊をする滞在者にも便利なレイアウトです。
夜は日替わりでちょっとしたイベントがあり、主に映画の上映やゲームでした。滞在者が交流しやすいようにいろいろと工夫しているんですね。
キッチン
こちらも24時間利用できる広いキッチン。調理器具や食器、調味料もひと通り揃っているので自炊が可能です。
しかし台湾は外食文化の国。街には美味しいものが溢れているので本格的に料理をしている人の姿はなく、主にキッチンを使っているのは買ってきたカップ麺を作っている人でした。
2台ある冷蔵庫の中はには宿泊者の名前を貼った食材でいっぱい。私もヨーグルトと缶ビール、そしてフルーツを入れました。
朝食
このホステルでは無料の朝食のサービスがあります。6:00〜8:00の時間帯はキッチンで、8:00〜10:00まではホステルのカフェで頂きます。
手作り感にあふれた簡素なメニュー。パンとコーヒーはお代わり自由です。どんな感じなのか知りたかったので滞在中1回だけ利用しました。このメニューをたいらげた後、街の朝食屋さんに行ってしまいましたが。
感想
共用スペースであるキッチンやラウンジの使い勝手がよいので、思った以上に快適な滞在になりました。いつもはホテルに宿泊していますが、こういうホステルならばまた利用するのも悪くないですね。
不満があるとすればシャワー水栓です。
- シャワーヘッドの角度が悪く固定が難しい
- シャワーを使っていると水圧に負けてホースが暴れる
このことはホステルにもメールで要望をしましたが、ぜひ改善して欲しい点です。