アブ・ダビのベイエリアにあるサディヤット島に建つルーブル・アブ・ダビ。
汐留にある電通本社ビルなども手がけたフランス人建築家、ジャン・ヌーヴェルによる設計のこのモダンな美術館は、ルーブル美術館・オルセー美術館・ポンピドゥーセンターなどフランスの著名美物館から借り受けた作品からなる常設展と企画展ギャラリーで構成されています。
総工費6億ユーロ!
2007年3月6日、フランスとアラブ首長国連邦の両政府はルーヴル・アブ・ダビの創設に合意しました。両国の国家プロジェクトであるこの美術館は、計画当初の2014年の開館予定よりかなり遅れて2017年11月にOPENしました。
総工費はなんと6億ユーロ、「ルーブル」という名前の使用料が30年間で4億ユーロ、加えて展示品の貸出し料やコンサルタント料などが数億ユーロという、財力に物を言わせた美術館なのです。
アクセス
アブ・ダビのメインバスターミナルから94番のバスに乗って約40分です。タクシー利用ならばもっと早く楽に到着できますよ。
バスの乗り方はこちらの記事で紹介しています。
チケット
チケットの料金は63AED。当日美術館で購入してもいいですし、公式サイトから予約購入することもできます。
予約したチケットはPDFファイルでメールに添付されて届くので、プリントアウトして当日持参すればOKです。
またスマートフォンやタブレットでPDF ファイルを表示して、スタッフの持つバーコードリーダーで読み取ってもらうことも可能です。
ここが魅力!
ルーブル・アブ・ダビの魅力はなんと言っても「空いている」ということです。
もちろんそれなりの数の見学客はいますが、広い空間を贅沢に使った展示は本家パリのルーブル美術館とは全く別の様相を呈しています。人の頭越しに背伸びしながら名画を観るなんてことはまずありません。
その昔パリのルーブルで観た作品をゆったりと鑑賞できます。
広い館内で鑑賞に疲れたら外に出てひと休みするのもオススメです。強い陽射しを遮るステンレススティールのドーム型天井からは、木漏れ日のような柔らかい光が足元に落ちてきます。
インフォメーション
【営業時間】
火・水・土・日 10:00 - 20:00
木・金 10:00 - 22:00
月曜休
【見学料金】
63AED
【アクセス】
94番のバスまたはタクシー利用
【公式サイト】
https://www.louvreabudhabi.ae/