ブラックダイヤモンド号は軍艦島の北側から反時計回りに一周しました。この方向転換で船が揺れる揺れる。船に弱い人なら気分が悪くなるかもしれません。
やや白く見えるのは69号棟、かつては病院だった建物です。
海岸側には炭鉱夫用の社宅がずらりと並んでいます。
島の姿が軍艦「土佐」に似ているということから「軍艦島」という通称で呼ばれるようになったそうです。正式名称は「端島」(はしま)。
ドルフィン桟橋に接舷中の先客がいたために、しばし待機です。
いよいよ上陸です。受付の際に渡されたネームホルダーを首にかけ、施設使用料のチケットを手に船から降ります。しばらくは狭い通路が続きます。第1見学ポイントに着くまでは立ち止まっての写真撮影は控えるようにとガイドさんからのお達しがありました。
第1見学ポイントに到着しました。こちらを向いているのがガイドさんです。左側に見えるのが三菱の職員社宅。幹部職員は高台にある風呂付の宿舎に住んでいたそうです。歴然たる格差社会だったのですね。
第2見学ポイントです。真新しい補強材とは対照的な朽ちた階段の先は地下坑道に通じるエレベーター。さしずめ地獄へまっしぐらというところでしょうか。高台に見えるのは貯水槽です。海底送水管が完成するまでは水は本土から運ばれてきました。
瓦礫の中にポツンと現役の工具が置いてありました。 人の手が入っていることが伺えます。
高波と風雨に晒されて朽ちて果てていく島。
第3見学ポイント。廃墟の後ろに見える肥前端島灯台は島が無人になってから建設されました。人が住んでいる時には必要なかったのものです。民家の灯りが航行する船に島の存在を知らせてくれていたからです。現在の灯台は2代目、島で唯一「生きている」建造物。
ヘルメット姿でひと休みしている人の姿がありました。さっき見かけた工具はこの人たちのものでしょうか。
約1時間の見学を終えて長崎港へ戻ります。
島での暮らしの様子は↓下記のサイトで窺い知ることができます。