富山の旅の締めくくりに富山市ガラス美術館に行ってきました。
富山滞在も残り数時間となった15:30の富山駅北口。突然の大雨に見舞われてしまいました。
でもこのような土砂降りはしばらく待つと止むことが多いものです。 駅の構内で夕食用のお弁当を選んでいる10数分の間に、思った通り雨はいったん上がりました。
TOYAMAキラリ
晴れていたら富山市役所展望塔に行くという選択肢もありましたが、また降られてもいいように「TOYAMAキラリ」にある富山市ガラス美術館へ行くことにしました。
TOYAMAキラリは富山市立図書館本館、富山市ガラス美術館、富山第一銀行本店などが入る複合施設です。2015年(平成27年)8月22日にOPENしました。設計の中心となったのは世界的に著名な建築家隈研吾氏です。
トラムに乗る
エスタ前からトラムに乗ります。
いろいろな形の車両が前を通り過ぎ、眼を楽しませてくれました。
西町で下車。
徒歩1分で到着しました。
富山市ガラス美術館
杉材のルーバーで覆われた大きな吹き抜け。いかにも隈研吾氏らしい木材を多用したデザインです。この吹き抜けを挟んで北側が図書館、南側が美術館とひとつのフロアに2つの施設が共存しています。
エスカレーターで6階まで上がり、有料の常設展を見学しました。
6階のグラス・アート・ガーデンではデイル・チフーリ氏の空間芸術作品が展示されています。暗い展示室の中で様々な造形のガラスの群れが色彩豊かに踊っているようでした。
フラッシュを使用しなければ写真撮影は可能です。ただし「SNSにUPするのは禁止」とスタッフに釘を刺されました。そうは言われても守らない人は多いのでしょうね。インスタでUPされているのをいくつか見つけました。
4階は美術館収蔵のコレクション展になっています。こちらは撮影禁止でした。
常設展以外にも2階から4階のパブリックスペースには無料で鑑賞できる作品が展示されています。
広い吹き抜けが空間の拡がりを際立たせていますね。
施設の中にあるピクトグラムも隈研吾建築都市設計事務所のオリジナルデザインです。
富山市立図書館
エレベーターの横にあった営業案内。
マロニエゲート銀座にあるUNIQLOみたいな図書館です(何のこっちゃ) こんなに素敵な図書館が自宅近くにあったら、毎日でも通ってしまいますよね。
感想
ヨーロッパの有名美術館などへ行くと膨大な数の展示品の海にのまれてしまい、処理能力の限界を超える情報量の多さでへとへとになってしまいます。その点ここは広さといい展示品の数といい、もう少し観たいなと思うくらいでちょうどよかったです。
インフォメーション
【住所】
富山県富山市西町5−1
【TEL】
076-461-3100
【アクセス】
富山市内軌道線西町駅下車 徒歩1分
【営業時間】
日・月・火・水・木 09:30 - 18:00
金・土 09:30 - 20:00
【見学料金】
常設展 200円