ピカソ美術館の後はサンタ・マリア・ダル・マル教会→王の広場→サンタ・エウラリア大聖堂と観てまわり、時刻は12時を過ぎお腹が空いてきました。そろそろランチタイムです。朝から降っていた雨も止み、雲の切れ間からようやく青空が見えてきました。
シウタデリャ公園に続くプリンセザ通りを歩いていると1軒のタパス・バルが目に留まりました。
「Bar Celta Pulperia」、セルタと聞いて私がまず思い浮かぶのはリーガ・エスパニョーラのチームであるセルタ・デ・ヴィーゴ、デポルティーヴォ・ラ・コルーニャと並ぶガリシア州の強豪チームですね。
ヴィーゴ→港湾都市→漁業→魚介類がウマイと連想が膨らみます。そして何よりお客がいっぱい入っているのがポイントです。きっとおいしいのに違いない。
入口の脇に貼ってあったメニュー。英語も書いてあるのでなんとなく判りますね。お値段もまあまあ手頃です。よし!入ろう。
店内はほぼ満席でしたがカウンターに空席を見つけてそこへ座りました。カウンターの前にはガラスのショーケースに入った料理がずらりと並んでいるので、オーダーをするにもこのほうが便利。
若い頃のペップ・グァルディオラ似のお兄さん(つまり髪はフサフサ)と目が合ったので、店内に飛び交うカタルーニャ語(ガリシア語?)にも臆せず英語でビールをオーダーします。
ビールはバルセロナのシェアNo.1のエストレーリャ・ダム。続いてショーケースの中を眺めながら得意の指差しオーダーを開始です。まずはツナのエンパナーダとサルピコン(魚介と野菜を刻んでマリネしたもの)。ここで辞めておけばよかったのに…
イカのフリッター、シシトウの素揚げ。いい気になってちょっと頼み過ぎたかな。2人ならどうってことのない量でも、ひとりにはさすがにキビシイ(^_^;)
でもこのピーマンみたいなシシトウ(Pebrots de padró)がどうしても食べてみたかった。少し苦味があるのがビールとよく合います。
お腹いっぱい食べて全部で23.35€でした。カードでお支払い。
おいしかったのでもう1回くらい来てもいいかなと思いました。でもその機会があるかな。