日本を発って3日目、いよいよ本格的にバルセロナ観光のスタートです。「ArticketBCN」を利用してピカソ美術館へ行ってきました。
ArticketBCNとは
「ArticketBCN」はバルセロナにある6つの美術館共通のミュージアムパスです。
利用できる美術館
カタルーニャ美術館
Museu Nacional d'Art de Catalunya
ジョアン・ミロ美術館
Fundació Joan Miró
ピカソ美術館
Museu Picasso
バルセロナ現代美術館
MACBA
バルセロナ現代文化センター
CCCB
アントニ・タピエス美術館
Fundació Antoni Tàpies
全部行くなら28€お得
6つの美術館のチケットを個々に購入した場合の総額は58€ですが、「ArticketBCN」の価格は30€と28€お得になっています。ただし全部に行くほどのアート好き&時間に余裕のある人はそうそう居ないとは思いますが…。
私はこのうちの3つに行く予定なので購入しました。
- カタルーニャ美術館 12€
- ジョアン・ミロ美術館 12€
- ピカソ美術館 12€
しっかり元を取って6€お得になる計算です。
優先入場ができる
このパスの利点はその値段よりも優先入場ができることかもしれません。チケットを買う列に並ぶ必要がない上に、混雑に関係なくスッと入れるのでストレスがありません。
事前購入がおすすめ
バルセロナのツーリスト・インフォメーションや各美術館で購入できますが、私は公式サイトで事前購入しました。手間と時間の節約になりますのでおすすめです。
英語のページがありますので購入するにあたって特に難しいことはないと思います。
メールで送られてきたバウチャーをプリントして持参しました。
美術館へのアクセス
ピカソ美術館はバルセロナのゴシック地区にあり、メトロL4号線のジャウメ・プリモ駅から歩いて行くのが近いです。
入場方法
一般及び団体見学者の入口。混雑必至の人気スポットなので開館前から行列ができていました。
ArticketBCNの購入者の入口はこちら。待っていたのは2人のマダムだけ、行列とは無縁です。開館後、窓口でバウチャーと引き換えに赤い表紙のArt Passportを渡されました。各美術館でこのパスポートを提示してチケットをもらい、訪問済みの美術館のスタンプが押される仕組みです。さっそくチケットをもらって中へ。
オーディオガイドを借りたら見学開始です。
展示
ピカソがバルセロナで過ごした8年間(1896−1904)の少年時代→青の時代→バラ色の時代→キュビズムの時代と、作風が変わって行く様子が見てとれる展示になっています。
ピカソはそれほど好きな画家ではありませんが、これだけの作品がまとまって観られる美術館はそうありませんので、興味深く観ることができました。個人的にはベラスケスの名画をピカソ風に解釈した「ラス・メニーナス」がおもしろかった。1時間半ほどゆっくり見学して外へ出ました。
入口横のモニターにはチケットの残り枚数が表示されています。
入場待ちの列は絶えることがありません。ますます人が増えていますね。
でもArticketBCNの購入者の入口は相変わらず待ち時間なしでした。美術館めぐりをするならば「ArticketBCN」はおすすめです。
インフォメーション
【営業時間】
火・水・金・土・日 9:00 - 19:00
木 9:00 - 21:30
月曜休館
【見学料金】
12.00€ カード可
【公式サイト】
www.museupicasso.bcn.cat/en