富山湾越しに立山連峰を眺めることのできる絶景スポットとして人気の高い 雨晴海岸 へ行ってきました。
過ぎ去ったはずの台風が秋雨前線を刺激したせいでお天気には恵まれませんでしたが、観光客も少なくのんびりと楽しむことができました。
JR氷見線伏木駅
前記事でもふれましたが、伏木万葉大橋を徒歩で渡ることで移動距離をショートカットすることができました。
このままJR氷見線に乗って氷見まで行ってもよいのですが、まだ少し時間に余裕があります。そこで雨晴駅で途中下車して、1時間ほど雨晴海岸をぶらぶらしてから氷見へ向かうことにしました。
伏木駅の自動券売機は使えなかったので窓口でチケットを購入しました。氷見方面の列車(電化区間はなし)を待つのはやはり私ひとりです。ホームに自分しかいないという状況にもはや慣れっこになっています。
列車の中も人の姿はごくわずかです。やはり通勤・通学の時間帯以外では利用する人の数は少ないのでしょう。自分の生活圏とは隔絶した世界がそこにはありました。
JR氷見線雨晴駅
雨晴駅に到着。
ホームに降り立ったその時から雨晴海岸と女岩を観ることができます。
駅舎。
雨晴海岸
雨晴駅から左手に海を眺めながら歩いて行くとまもなく道の駅雨晴が見えてきました。ここがドライブやサイクリングで雨晴海岸を訪れる人達の拠点になっているのでしょう。
道の駅のちょうど向かい側には踏み切りがあり、JR氷見線の線路を渡って義経岩や海岸へアクセスできるようになっています。さすがにここまで来ると観光客の姿もちらほら見受けられます。
遠く海の向こうに立山連峰のシルエットがどうにか確認はできますが、残念ながらその稜線は雲に隠れて観ることができません。
晴れていたら観ることができたであろう立山連峰。
義経神社
女岩と義経岩
義経岩は源義経が奥州へ落ち延びる途中にわか雨の晴れるのを待ったという岩で、雨晴の地名の由来となっています。
岩を越えてその先へ海岸線を歩いて行きたかったのですが、波が迫っているので危ないと観光協会のスタッフに注意されたので辞めました。
正直言ってこの旅を決めたとき雨晴海岸のことはまったく頭になく、そもそもぶりかにバスに乗ることができていたらここは通過するだけで車窓から眺めるだけのスポットで終わっていたでしょう。
お天気だけは残念でしたが来てよかったと思いました。いつもは海外にばかり意識が向きがちですが、まだまだ日本にも観るべきものが多いですよね。
道の駅雨晴
散策を終えて道の駅にやって来ました。
道の駅というと平屋のイメージがありますが、こちらは3階建てのモダンな建物です。
- 1階:観光案内所・情報コーナー
- 2階:ショップ・カフェ・展望デッキ
- 3階:多目的ルーム・展望デッキ
展望デッキ
まず最上階の展望デッキに行ってみました。やはり高いところからの眺望は格別ですね。
ショップ
ショップはさほど広くはありませんがお土産品などが置いてあります。
カフェ
カフェで少し休憩することに。ボックスシートではなく、窓に面したカウンター席を選びます。会計には電子マネーが使えました。
コーヒーを飲みながら海を眺めて20分ほどぼんやりと過ごしました。
加越能バス
道の駅の前にあるバス停から加越能バスに乗りました。さあ、次はランチを食べに氷見漁港へ向かいますよ。