台中で人気のフォトジェニックなスポット、彩虹眷村までバスに乗って行って来ました。
彩虹眷村ってどんなところ?
第2次世界大戦後の中国政府内で蒋介石(中国国民党)と毛沢東(中国共産党)が対立し、内戦に発展しました。
敗れた蒋介石は1949年に台湾に撤退し、その際国民党の兵士たちも台湾に移り住みます。黄永阜氏もその中のひとりでした。
退役後の住居としてこの村に家を購入し移住した黄氏は2008年から自宅を含む村の家屋の外壁に絵を描くようになります。
再開発計画で村の取り壊しが検討される中、主に学生たちによる村の保存を求める運動がわき起こり、その結果村の家屋の一部が保存されることになったのです。
お爺ちゃんの落書きがアートスポットとして生まれ変わったのですね。
バスルート
彩虹眷村までのバスルートはいくつかあります。
高鐵台中駅からは617番・26番・70号番・99番のバスに乗って15分と近いので、台北から日帰りで来る場合はこちらの方が便利でしょう。
しかし私は台鐵台中駅付近にいます。そこで少し遠回りになりますが台中市内からダイレクトに向かうバスルートを探しました。
- 50番「嶺東科技大学」で下車徒歩5分
- 290番「春社里」で下車徒歩10分
候補に上がったのこの2つ。バスの待ち時間の少なかった290番のバスで行きました。
「悠遊卡」があれば、台中市内の10㎞圏内は無料でバスが利用できます!
アプリ
私はGoogle mapで検索しましたが、バスアプリもあるので利用すると便利かと思います。
彩虹眷村に到着
バスに揺られること45分、春社里のバス停から歩いて10分。1時間ほどかかって到着。
おおお。ポップな落書きですね。
キモ可愛い、とでも申しましょうか。
色合いが素晴らしく綺麗です。このセンスはなかなか。
みなさん、思い思いに映えスポットを探して写真を撮っています。
黄氏は現在でもこの村に住んでいるそうですが、姿を見かけることはなくご本人の代わりにパネルが置かれていました。
最後に
彩虹眷村にはトイレやギフトショップはあります。しかし周囲に食事をしたり休憩ができるようなお店はほぼありません。
ひと通り見学が終わったらバスで台中市内に戻った方がよいと思います。
私は1時間かけてやってきたのに滞在時間はわずか15分で帰りました。